2017-10-27
鮭の孵化場で卵の盗難
鮭孵化場で鮭の腹を裂き卵を盗難のニュース。
函館、八雲町でも被害にあっているそう。
孵化場では遡上した鮭から卵を取り出し受精させて稚魚を放流し、将来の漁業の活性化を担う重要な作業を行っている。
その重要な役割に必要な卵を盗難とは、許しがたい。
年々、鮭の水揚げも減ってきている中、いくらが高騰するのは事実。
だからと言って、目先の利益で将来の漁業活性化に横やりを入れる行為は、許されることではありません。
そもそも、盗難した卵は、どうするのでしょうか?
イクラにするの?
産卵を間近に控えた卵は、皮が固い。
味はともかく、皮が固いので口の中でコロコロと転がる。
ピンポン玉と呼ばれるくらいの品物。
安いからと言って、すしネタにもならないでしょう。
もしかしたら、硬い皮を薬品加工しする技術があるのかな?
親魚にしても、遡上したものは、餌を食べず、栄養は卵にという具合。
海遊中は、餌の影響で赤かった身も色素が抜けて白くなっている。
河底の砂や石で魚体も傷つき身はボロボロ。
切り身には、向かず、高度な技術で鮭フレークなどの原料となる。
魚価も高騰しているとはいえ、丸ごと盗難するには都合が悪いか・・・。
警察には、事件にかかわるすべての真相を究明してもらいたいものです。
思うところを書いたけど
「食べてもおいしくない」というところにだけ反応しないで下さい。
盗難行為そのものを強く批判しています。
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