コアップ ガラナ 北海道民パワーの源なのか?
北海道限定のご当地ドリンクといえば
「コアップ ガラナ」
北海道豆知識では、必ずといっていいほど紹介されているので、知っている方も多いはず。
北海道を訪れる知人には、話の種としてお土産にもしています。
どんな味かといえば、甘く炭酸が効いていて独特の・・・うまく説明できないが、ライバルはコカコーラということで想像つくだろうか。
北海道限定ということだが、元々は全国区。
激しい競争により北海道でのみ生き残った商品ということらしい。
コカコーラが日本上陸にするにあたり危機感を抱いた飲料業界が、コーラに対抗すべく開発したのがガラナ飲料。
しかし、コーラ旋風が巻き起こる中、ガラナは下火となる。
ところが、北海道は違った。
北海道では、3年遅れてコーラが販売。
その間に、すでに北海道民にはガラナ飲料が定着していた。
結果、製造拠点は北海道が生き残り、地域限定商品として愛されているという訳。
何故、ガラナで対抗となったのか?
ガラナはブラジル アマゾンの原産の木の実で、原住民が不老不死の源と珍重。
そんなこともあり、ブラジルでは、コーラよりガラナ飲料が人気。
「コーラよりも人気がある飲料ドリンク」ということで、ガラナ飲料の開発が始まったそうです。
ところで、ガラナといえば妖しいイメージをお持ちではないだろうか?
ガラナの種子にはカフェインやタンニンが豊富に含まれており、疲労回復や滋養強壮に有効。
ガラナを配合した滋養強壮効果を期待した製品も販売されているほど。
早い話が、アレが元気になるみたいな(笑
先住民が不老不死の源と考えるのもまんざらではないようだ。
数社あるガラナ飲料の中でも、私のキング・オブ・ガラナは小原のコアップ・ガラナ。
函館工場で生産されている、子供の頃から馴染みのあるガラナ。
ガラナは、さすがに北海道原産ではないが、北海道道南の天然水、北海道産じゃがいもを主原料とした糖類を使用した北海道限定にふさわしい内容。
ちなみに、ずっと謎だった「コアップ・ガラナ」の「コアップ」の意味。
全国展開の際の統一ブランドだそうです。
協力(Corporation)向上(Up)の造語。
パッケージには、日本コアップ株式会社の登録商標とあります。
もうひとつ紹介。
北海道のコンビニといえば、セイコーマート。
そのセイコーマートで、販売されていたので購入してみた。
凄く素朴で、高級感が全く感じられないパッケージが怪しすぎます。
中身と味は想像を裏切らないこんな感じ。
確かにガラナですが、インパクトはなし。
次はないかなぁ。
やはり、ガラナ飲料の方が好きです。
今回、コアップガラナを購入したところは、国道5号線沿いにある森町の道の駅
「YOU・遊・もり」
旅の休憩でお立ち寄りの際には、是非お試しください。
あまり知られていませんが、屋上からの眺めは、噴火湾が一望できます。