北海道 森町 駒ケ岳を登山 １０月
北海道 森町（もりまち）駒ケ岳を登山をしてきました。
北海道 森町（もりまち） 駒ケ岳は、標高１，１３１ｍの活火山。
１９９８年から２００９年までは入山禁止でしたが２０１０年より規制緩和され登山が可能になりました。
登山できる期間は６月１日から１０月３１日までです。
登山できる時間にも規定があり、午前９時から午後３時まで。
登山ルートは、森町（もりまち）赤井川側のみに限定されています。
サイレンが鳴った場合は、すぐに下山するなどの規制がありますので事前確認してください。
登山道６合目までは、車で移動できます。
１０月末で、今年の入山期間が修了する事、秋の行楽、連休という事もあってか駐車場には車が沢山。
天候は、見事に晴れ渡り山頂の景色が楽しみでなりません。
本当であれば、紅葉も楽しみたいところですが、この辺はまだ色づき始めたば
かり。
早速、登山開始！
規制前の話ですが、学校遠足で駒ケ岳に登ったことがあります。
登山経験のない生徒がわんさかと登る山なだけに登山の難易度は予想がつくと思います。
駒ケ岳は、初心者の登山にはうってつけ等とも言われています。
登ると下を見たくなるものです。
途中振り返ると、大沼国定公園がはっきりと見下ろせます。
活火山だけあって、登山道はこんな感じです。
大小の石が転がっている。
軽石ってやつですね。
裸足で登山したら、角質をおとしてかかとが、ツルツルになること間違いなし。
このような道ですが、登山者の２割くらいは普通のスニーカーです。
しかも、手ぶらで普段着。
走って登る、元気な若者も！
登山する年齢層の幅も広いです。
登山というよりはハイキングですね。
登山開始より２０分経過。
「駒ケ岳、完全になめてました。」
「想像以上にきついです。」
日頃の運動不足もありますが、大きな原因は、この荷物。
気軽に持ち歩く軽量な三脚ではありません。 2.65kg
カメラも軽量なもの留守番させてデジイチ持参。１ｋｇ
普通は、いかに荷物を軽くするかを考えます。
それを重いと知っていて、わざわざ持ってくる。
自分を鍛える為に、試練を自ら課しました。
こんな自分が好きでたまらない。
ベンチで休憩していると、小学生くらいの子供が
「あははは」
と走って登っていく。
無邪気だ。
子供は元気だ・・・。
その数分後、ぜいぜいと息を切らし独りの男性がベンチに
そして座るなり
「駒ケ岳、完全になめていた」
無邪気な子供の親御さんでした。
どうやら地元の同年代は、遠足の思い出からか駒ケ岳をなめているように思えてならない。
いや、はっきり言おう
自分の体力が想像以上におちただけの話です。＜キッパリ
こんな大きな石もごろごろ転がっています。
噴煙こそ上がっていませんが、駒ケ岳は活火山ということをあらためて感じる。
標高９００ｍ「馬の背」到着。
１時間かかりました。
休憩を入れた割には、早くつきました。
この先は、山頂「剣が峰」ですが、規制の為これ以上は登れません。
「馬の背」で、皆さん昼食タイム。
海外のツアーでしょうか？
賑やかな外国語が聞こえます。
たまには、高いところから見下ろすのも悪くない。
１０月だけど、この日は暖かくＴシャツとネルシャツ、ジーンズという服装です。
山頂では、少し風があったので薄手のアウターを着用。
帽子は必須ですね。
あと、目が疲れるのでサングラス。
この景色、日差しと風がきもちいいです。
コンビニで買ってきたおにぎりも旨い！
体力も回復。
重い荷物にも、体が慣れたのか快適に下山。
また、来年も駒ケ岳登山します。
ところで知ってました？
駒ケ岳は、未確認飛行物体ＵＦＯの秘密基地があると言われていたことを
昔、小学生向けの月刊誌でもＵＦＯの特集があり駒ケ岳が紹介されていました。
そのせいもあって、私は駒ケ岳が恐ろしく思える時期がありました。
なんという、しょ～もない締めくくりだ。
