2013-12-01
ほっけ飯寿司 道産子を魅了する北海道の郷土料理
季節に合わせてオススメの食材が沢山あるのですが、今回はコレ
ほっけ飯寿司
冬のご馳走として北海道 道南に伝わる料理で、お正月には欠かせません。
ご飯、魚、野菜、麹をまぜ、樽で漬け込み発酵させたもので、米の甘さと酸味のバランスが味の決め手となります。 成熟された、芳醇な風味m酸味が癖になるなれずしの一種です。
もともとは保存食で、冬の貴重な栄養源でした。
なぜ、冬の味覚なのかといえば、低温による発酵が必要だったためです。
自分で飯寿司を漬け込む方も多く、気温が下がる時期になるとお目当てのサバやほっけを買い求め家庭の味を仕込みます。 魚の大きさや脂ののりなど食材へのこだわりも凄く、おじいちゃん、おばあちゃんが職人の目つきになります(笑
北海道では、お正月に飯寿司が欠かせないという方も多く、まさに道産子を魅了する郷土料理なのです。
すしの起源を調べてみたところ、東南アジアの山岳民族が淡水魚と米で発酵させたのが起源で、中国へ渡り日本に伝わったということです。
最初は、漬かった魚だけを食べてご飯は食べなかったらしいです。
ちなみに、日本で最古の寿司は、奈良時代から作られたという「鮒寿司」。
寿司は、○○寿司と呼ばれるものが沢山あり、その起源を調べるのも面白そうです。
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