toggle
2024-04-13

北海道産の鮭を無添加無着色で仕上げた鮭とばの話

002

無添加無着色の鮭とばができるまでには、色々な試行錯誤がありました。

今回は、そんなお話です。

かなり前の話になりますが、秋サケの有効利用を模索して作ったのが始まりです。

その時、鮭とばは今ほどメジャーなものではなかったのですが、考えることは皆同じ。

鮭とばを作るメーカーも増え店頭で見かけることも多くなりはじめたころ。

その頃の主流は、味付けされた柔らかい鮭とばでした。

eibin_001_04

鮭とばを柔らかくする手段として、砂糖や調味料を加えます。

切り身同様、赤くなければ売れないので食紅も使っていました。

牛乳や、はちみつを使って独自性を出そうと試作をしたこともあります。


結局は、味付けはシンプルにした鮭とばで落ち着きました。

食べやすさを考慮して一口大の皮なし。

味は、塩だけ。

色は、悩んだ挙句、食紅の使用をやめました。

一口大、皮なしで、食べやすいけど硬いし、見た目の色が悪い。

保存料を使用していないので、賞味期限が短く店頭では販売してもらえない。

そんな訳で全然、売れない・・・本当に売れなくて苦しかった。

販路がないので、ネット通販で直売したところ、じわじわと売れ始めました。

そんな鮭とばが、これです。

原材料は、北海道産の秋サケと塩のみ

無添加無着色 保存料、化学調味料は使っておりません。

味はシンプルですが、手間をかけて一口大、皮なしタイプです。

002

常連様に支えられて、鮭トバは、25年位このスタイルで販売しております。

鮭とば

 

関連記事
error: Content is protected !!