朝市なんかがテレビで紹介されると、必ずといっていいほど海鮮丼が紹介されます。
人気なのは、ご飯が見えないくらいに盛られたイクラ丼。
ちょっと高級なイクラ丼ですが、自宅で食べるとすこしお安くなる。
なぜなら、ネット通販で製造元から購入できるからです。
イクラ丼セットなるイクラ醤油漬けの食べきりサイズは100g位が多いのですが、これには訳があります。
店長はこの謎を解明すべく、検証を行いました。
イクラ丼 いくら100gの秘密。
市場の定食屋のおばちゃんが、どんぶりに気前よくイクラを盛りつけます。
この時に使うのがお玉。
このお玉に秘密がありました。
店長基準ですが、標準的なサイズとどんぶり、おたまを用意し検証したところ
お玉をつかって盛り付けすると、イクラが約100gとなります。
そして、どんぶりのご飯が見えなくなる。
これが秘密です。
いくら丼100gの秘密と言ってますが、店長が勝手に言ってるだけです。
でも、面白いでしょ。
飲み会やちょっとした機会にこのうんちくを力説してみてください。
レンジでチンするご飯に50gのイクラ醤油漬けを盛りつけるとこんな感じ。
なかなかのボリュームです。
実際、どんぶりに いくら醤油漬け 100gってかなり豪華だと思うんです。
個人的には、米が好きなんで、 イクラ醤油漬け は半分の50gくらいで充分満足できます。
いくら製造の裏話 ~テクニシャンがもみもみ~
世界を股にかけ年間を通じていくらの製造に携わっているイクラ職人がいます。
通称テクニシャン。
以前、テクニシャンの指導のもと、製造に携わった時の話です。
イクラは、鮭の卵ということはご存知だと思います。
鮭から卵を取り出した生筋子の粒をばらしてイクラとなるわけですが、このバラス方法が凄い。
生筋子をモミモミして粒をばらします。
もみもみ?
テニスのラケットのような構造になっている作業台の上で、生筋子をモミモミするとほぐれたイクラの粒が、作業台下の受けにポロポロと落ちて溜まります。
その様子を見てまずほとんどの方が、「つぶれないの?」と言います。
未熟な粒は多少潰れますが、驚くくらい綺麗にほぐれます。
簡単に言っていますが、実際の作業はかなりハードです。
相当な体力と腕力を必要とします。
テクニシャンがモミモミする姿は、それほど力を入れているようには見えませんし、大変そうにも見えない。
ところが、初めて私がモミモミした時は、腕はパンパンだし、時間はかかるしとテクニシャンの技に感動したものです。
本当であれば、私が習得した華麗な技を動画でお見せしたいところですが、そこは企業秘密ということで、動画どころか画像すらお見せすることはできません。
ちなみに、この作業。
現在は、機械化されております。 これまた凄い事になっております。
また、機会を見つけてご紹介させていただきます