2014-10-01
茅部栗 北海道茅部郡森町の町木
栗も品種があって、丹沢や利平、筑波、銀寄辺りが有名ですね。
地元 北海道茅部郡森町には、昔、栗林がありました。
その歴史は古く森町内の縄文時代の遺跡からは、炭化した栗の実が発掘されており、古代から栗が生息し、人々の食物となっていたことが証明されています。
しかし、栗林は森港桟橋の脚材利用のための大量伐採や鉄道の枕木、薪炭材等にも利用されるなどほとんど絶滅。
現在の青葉ヶ丘公園に130数本(うち、50数本が樹齢200年を超える老木です)が残っています。
茅部栗として親しまれ、町の木でもあります。
収穫時期になると沢山の方が青葉ケ丘公園、オニウシ公園で栗拾いを楽しんでいます。
茅部栗は小粒で甘みが強いのが特徴です。
栗を拾いながらの散歩もいいですね。
現在の森桟橋跡(JR森駅近くの海岸)
桟橋の脚材には、茅部栗の木が使われている。
波の穏やかな時には、朽ち果てた脚材を確認することが出来る。
石碑は、明治天皇御上陸碑
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